トマトを水耕栽培出来たらと考えている人も多いでしょう。トマトはたくさんの料理に使うものなので、水耕栽培が出来れば料理もさらに楽しくなりますよね。

何より自分が水耕栽培によって育てたトマトを調理するというのは、いつもより新鮮で、とてもロマンがあることでもあります。

そこで今回はトマトの水耕栽培について、知っておきたいことを５つ紹介していきます。トマトの水耕栽培に興味があるという人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

トマトの水耕栽培で知っておきたい５つのこと

育てる場所は直射日光が当たる場所

トマトを水耕栽培するにあたって、まずはどこで水耕栽培をするのか場所を探す必要があります。トマトはしっかりと直射日光が当たることで、美味しいものが作れるようになるので、直射日光が当たる場所で水耕栽培をするのがおすすめ。

直射日光を当てる時間としても、だいたい６時間ほどずっと当たっていたほうが良いとも言われているので、室内や屋内に限らずに出来るだけ直射日光が当たる時間が長い場所を水耕栽培の場所にしましょう。

種を植える培地はしっかりと水を含ませる

トマトの水耕栽培でとても大切なのが、種を植える瞬間です。水耕栽培ではスポンジを培地として種を植えることがほとんどですが、この時スポンジに均等に水分が含まれている状態の必要があるでしょう。

水分が十分に含まれていないと、水耕栽培で育つトマトは育ちが悪くなってしまい、上手く収穫出来ない原因に繋がってしまうのです。

元気なトマトを育てていくためにも、種を植える段階から細心の注意を払うようにしたいですね。

収穫時期になってきたら水やりの頻度を減らすとトマトは甘くなる

トマトの水耕栽培のワンポイントアドバイスとして、収穫時期になったら水やりの頻度を減らすと良いというものがあります。

実はトマトの収穫時期付近に水やりの頻度を減らしていくと、トマトの甘みが増していくのです。水耕栽培で甘いトマトを自分で作ってみたいという人は、特に大切なポイントになっているので、必ず意識するようにしましょう。

この水やりの頻度というのも、トマトがカラカラに乾いてしまうほど水やりの頻度を抑えるのがポイントになっています。水分が足りない、その中で直射日光が当たっていくと、トマトはどんどん甘さを増して成長していきます。

上手くいけば、トマトは２ヶ月ほど続けて収穫出来るようになるので、長期間甘いトマトが収穫出来るように水やりの頻度はしっかりと把握しておくようにしましょう。

室内で栽培する際は手動で受粉させる必要がある

トマトの水耕栽培には注意点があります。屋外で水耕栽培する場合には、虫がトマトの受粉を手伝ってくれますが、室内で水耕栽培をする場合には虫の手を借りることが出来ません。

受粉しなければトマトを収穫することが出来ないので、室内で水耕栽培をする場合には自らの手で受粉させる必要があるのです。

自らの手でというと難しく聞こえますが、軽く花をつついてあげたりするだけで受粉の手伝いが出来るので、花がついたら受粉出来るように手伝っていきましょう。

また屋外で水耕栽培する場合も、虫が受粉の手伝いをしてくれないということもありえるので、様子を見て手伝ってあげるとしっかりと実をつけてくれるはずです。

初心者にはトマト水耕栽培キットがおすすめ

トマトの水耕栽培は本格的な機器を使うものもあれば、ペットボトルで水耕栽培出来る環境を自作するものもあり、やり方は様々です。

しかし気軽に、そして試行錯誤を繰り返しながら水耕栽培をしていきたいというのであれば、ホームセンターや大きい花屋で売っているようなトマト水耕栽培キットを購入するのがおすすめでしょう。

トマト水耕栽培キットなら、誰でも簡単に水耕栽培することが出来ます。そして手順も記載されているので、それに合わせて育てていけば間違いはありません。

水耕栽培キットでの栽培に慣れた後は、自作をするという流れにしておけば、経験を上手く活かしてトマトを再び水耕栽培出来るようにもなれるでしょう。初心者のうちはトマト水耕栽培キットを使って、美味しいトマトを育てるようにしてもいいですね。

いかがでしたか。
トマトの水耕栽培は難しそうに見えますが、実際にやってみると思ったよりも簡単で、ポイントを意識すれば甘く美味しいトマトを作ることが出来ます。

水耕栽培は用意が大変そうという声もありますが、ペットボトルなどで自作することも出来ます。水耕栽培キットもあるので誰でも気軽に試すことが出来るでしょう。気になる人はチャレンジしてみてくださいね。