ぶどうの栽培で知っておきたい5つのこと

ぶどうの栽培で知っておきたい5つのことぶどうは自分で栽培できることを、知らない人は意外と多いようです。最近はガーデニングがブームなので、色々な植物や野菜栽培などを多くの人が楽しんでいますよね。

ぶどうの栽培と聞くと、日本のごく一部の名産地が思いだされ簡単には育てられない果物のイメージが強いでしょう。でも野菜や果物を自分で育てて食卓に並べられたら、食生活もさらに幅が広がりそうですよね。

ぶどうは簡単に食べられる果物で、ダイエットや美容にも人気。おいしいぶどうの栽培、これから始めたい人にぜひお伝えしたい大切な5つのポイントをご紹介していきましょう。


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ぶどうの栽培で知っておきたい5つのこと

 

ぶどうの栽培は2通りある!

ぶどうの栽培をやってみたい、そう思ってもどこから手を付けていいのかわからない人がほとんどではないでしょうか。そもそも、ぶどうは10月~4月が栽培シーズンで寒さにはあまり強くないので、寒冷地の場合は春先に植え付けると失敗のリスクが少なくなります。

ぶどう栽培の方法は、大きくわけると鉢植えと地植えの2通り。初めての人や広い庭がない人には鉢植えが簡単でおすすめです。

ぶどうの栽培は特定の地域でないと育たないのでは?と心配になる人がいますが、植栽適地はなんと全国で可能なのです。

 

ぶどうの苗の選びと鉢植えのやり方

ぶどう栽培を難しそうと思う人も。でも基礎を理解しておけば、ビギナーでもおいしい果樹栽培が簡単にできます。ぶどうはつる性落葉果樹で成長が早く収穫量も多いので、最近とてもブームになっているのをご存知でしょうか。つる性なので、フェンスやアーチに絡ませて素敵な庭のおしゃれにもなりますよ。

栽培のスタートは、まず苗選びから。鉢植えにする場合は、デラウェアなどの小粒~中粒タイプの品種がおすすめで、植え付ける容器は大きめの7~10号タイプを準備してください。ホームセンターなどで販売されていますので、どれがいいか迷ったときはお店の人に選んでもらってもよいでしょう。

鉢植えにする時ですが、まず鉢にしっかり底が隠れるまで鉢底石を入れ、果樹用の土を使用します。

購入したぶどうの苗木を、ポットから丁寧に取り出して根っこの傷んだ部分はカットしておくこと。放射線状に根が広がるように、ほぐして根の周囲に土を入れて固定します。

最後に上から土を手で押さえて、安定させてリング支柱をさしておきます。苗木は2~3芽ほど残して、水平にカットし底から水が流れるぐらいまで水を与えてセット完了です。水やりは、土の表面が乾燥しはじめたらたっぷりとあげてください。

 

地植えする際のポイントについて

地植えするときは、水はけと日当たりのよい場所を選んでください。土の栄養が不足していると思われる部分は、植え付けする前に完熟堆肥もしくは腐葉土をよく混ぜ込んでおきます。

直径50~60㎝ほどの穴を掘り、鉢植えと同様に根っこを広げるようにして植えてください。

支柱を立てて、5芽ほど残して幹を切り詰め上から土を抑えて、水をたっぷりあげたら完了です。地植えの場合水やりは根がしっかりついてしまえば、それほど頻繁にあげることはありませんが、日照りが続く夏は土が乾燥した時にたっぷりあげるようにしましょう。

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芽欠きと剪定のコツ

1年目のぶどうの苗は元気な芽を2~3本ほど残したらあとはカットしておきます。2年目になり40~50㎝ほどに成長したら、一番強いものを残して他をカット。春に一か所からたくさんの芽がでてくる場合がありますが、この場合はきれいなものだけをひとつ残して他は欠き取っておきます。

脇枝が落葉までに伸びてきた場合は、早めに切り取っておきましょう。剪定は6月、12月、2月の3回、6月は新しい枝が伸びるので幹にしっかり陽が当たるように、実のついていない枝をメインにカットしておきます。

また枝が込み合っている部分は、数を減らして弱い枝を残すようにするのがコツ。12月と2月の剪定の目的は春に伸びた新しい枝に実をつけることが目的ですから、樹形を整えておきましょう。

一般的に行う剪定は1~2節残す短梢剪定、もしくは7~8節でカットする長梢剪定にします。フェンスが近くにある場合は、うまく誘引するときれいにできるでしょう。

 

収穫のタイミング

すべての花を結実させると、実がつきすぎてしまい栄養不足になる可能性がありますので、開花したら花房を切り詰めておきます。

たとえばデラウェアなら20枚に一房、巨峰は30枚ごとに1房を目安がお勧め。実を鳥や虫に食べられないようにするための袋かけもやっておきましょう。全体に袋をかぶせるのが大変なら、上部だけキャップで覆うことも可能です。

ぶどう栽培の収穫時期は8月~10月初旬、房の色が付き香りが強くなってきたらまず一粒味見してください。

甘みが十分ついているなら、枝を切り取って収穫できます。ぶどうは1房ごとに新聞紙でくるみポリ袋に入れて冷蔵庫で保存。収穫後1週間ぐらいは日持ちします。

 

いかがでしたか。

ぶどうの栽培はとてもおしゃれで、食べるのが楽しみですね。秋になるとぶどう狩りが大人気ですが、そんなぶどうが自宅で収穫できたら毎日がワクワクしますよね。

初心者向けの育て方のコツを習得して、早速おいしいぶどう栽培をスタートしていきましょう。

 

まとめ

ぶどうの栽培で知っておきたい5つのこと

・ぶどうの栽培は2通りある!
・ぶどうの苗の選びと鉢植えのやり方
・地植えする際のポイントについて
・芽欠きと剪定のコツ
・収穫のタイミング

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