ししとうの栽培をするための5つの知識

ししとうの栽培をするための5つの知識新鮮なししとうを食べる為には、自分で栽培する事が一番です。スーパーでしか買ったことがない方は沢山いると思いますが、ししとうは簡単に家庭菜園で作ることが出来ますので、せひ挑戦してみましょう。

とても丈夫で育てやすいししとうは、唐辛子の一種として料理でも多様に使われています。色々な食べ方もできますので、自分で栽培した新鮮なししとうを使って、お料理のバリエーションも増やしてみましょう。ししとうを栽培する為には、どのような点に注意をするとよいのか、その5つのポイントについてご紹介したいと思います。


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ししとうの栽培をするための5つの知識

 

種から育てるポイント

 ししとうの栽培が初心者の方には、プランターで育てる方法がオススメです。プランターのサイズは。標準60cm以上のサイズを選びましょう。種から育てる場合ですが、育苗箱に種をまき、発芽したらポットに移し変える方法がやりやすいです。種から植える場合には、70日以上の植え付けまでに時間がかかりますので、マルチングをしっかり行い土の温度と湿度をしっかり管理する事が必要になります。

水はけが良いことが重要なポイントになりますので、植え付けの後はとくにしっかりと水やりをする事が必要になります。使う土は、赤玉土6に対して腐葉土3、バーミキュライト1、そして肥料を多少加えて調整します。化科肥料を上手に利用すると良いでしょう。

 

苗の選び方

 ししとうはホームセンターなどで販売されています。良い苗を選ぶ方法ですが、色艶のよい本葉が10枚程度ついていて、茎が太いものを選びましょう。そして一番花がついている苗を選ぶことがポイントになります。花がついていない苗は、時期が早く売り出されている可能性もあります。花がついていない苗を使う場合には、すぐに植え付けをせずに大きめなポットで花が咲くまで育てる事をオススメします。

植え付けは、大きめな穴を開けて根鉢が崩れないように丁寧に埋め込みます。苗と苗の間は20cm以上間隔をあけてください。根元は軽く手でおさえて安定させます。一日の中でも午前中に植え付けを行うと、しっかり定着させる事が出来ます。

 

水やりのポイント

 ししとうは、水やりがとても重要になります。乾燥にとても弱い野菜の為に、水分を多く与える事が大切です。土の表面が乾いたらたっぷりと水をやりましょう。こまめに水をあげるよりも、乾燥したときにたっぷりと水分を上げたほうが、吸水が効率的に出来ます。気温の高い夏場は、水分が沢山必要になりますので、朝と夕方2回水やりを行ってください。

ししとうの特徴としては、水やりが十分にできないと味が辛くなってしまう事があります。美味しく食べる為にも、水やりはとても重要なポイントです。特に植え付けをしたときは、十分に水やりをすることを忘れないようにしましょう。ししとうは茎が弱い為に、植え付けの際に支柱を立てておくと安心ですね。

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追肥の方法

 ししとうの栽培では追肥をする事が必要になります。1回目の追肥は、初めての実がついた時です。次の実がついたときからは、2週間に一度の割合で1株ごとに化学肥料を株の周辺にまいてください。プランターの場合も同様ですが、ししとうは収穫時期が3ヶ月以上もありますので、その間も追肥をしっかり行ってください。

十分に栄養がいきわたらない場合、ししとう自体の味が辛くなってしまう事があります。肥料は窒素分が多い種類を使うと、葉が沢山茂ってしまう為に、窒素分の少ないぼかし肥料を使うことをオススメします。よいししとうを収穫できるようにする為には、こまめに追肥をする事が大切です。肥料の成分にも注意してくださいね。

 

収穫のポイント

 ししとうの収穫時期ですが、開花してから約2週間後から収穫をする事が出来ます。実の大きさが7cm前後ぐらいになると収穫のタイミングです。いつまでもそのままにしておくと株が疲れてしまいますので、早めに摘み取る事が大切です。ししとうの収穫方法ですが、ヘタの部分をハサミで切り落とします。1番果は、そのままにしておくと株が弱ってしまいますので、早めに取っておくと良いでしょう。

ししとうを栽培している間には、害虫にも注意する必要があります。とても多いのがハダニです。葉の裏につき、白い斑点のようなものがでると、すぐに全体に広がってしまいます。薬剤を使って害虫対策をするなど、常にチェックしておくことが必要になります。

 

いかがでしたか?

ししとうは高温を好む野菜の為に、気温が上がった時期に植え付けをすると、とても栽培がやりやすいという特徴があります。簡単に栽培をする為には、一番花がついている苗を購入する事がポイントになります。日当たりの良い場所を選び、風通しがよい場所で栽培しましょう。

苗の植え付けは4月下旬から5月下旬にかけて、そして収穫は6月下旬から10月中旬ころまであります。長い間収穫ができることもししとうの特徴ですが、その間もしっかり水やりや追肥を忘れずに栽培を続けてください。新鮮なししとうで美味しいお料理を作るのがとても楽しみになりますね。

 

まとめ

 ししとうの栽培をするための5つの知識

・種から育てるポイント
・苗の選び方
・水やりのポイント
・追肥の方法
・収穫のポイント

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