かぼちゃの栽培で知っておきたい5つのポイント

かぼちゃの栽培で知っておきたい5つのポイント煮物にスープにスィーツにと様々な料理で活躍するカボチャですが、そんなカボチャを自分で栽培してみるのはいかがでしょうか?

カボチャには様々な種類がありますが、最近は自宅の庭でも簡単に栽培できるような種類もあるので、自家栽培を楽しむ人も増えています。

これを機会にぜひあなたも自家製のカボチャを楽しんでみてはいかがでしょうか?


 

スポンサーリンク


 

かぼちゃの栽培で知っておきたい5つのポイント

 

プランターと土作り

 プランターでカボチャの栽培をする場合は、標準サイズ(約60cm)よりも大きいモノを使います。特に大きめの品種を栽培する場合は、同じプランターに苗をいくつか植えてしまうと収穫量が減る可能性があるので、1株ごとに1つのプランターを使用しましょう。

土は市販の野菜用培養土を使用します。自分で作る場合は赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1を混ぜて、用土10ℓ当たり石灰を10gと化学肥料を10g混ぜましょう。植える2週間前には土作りを完成させて置いておくのがベストです。

プランターにはウォータースペースを残すために8分目程度まで土を入れます。

 

植え付け

 種から植える場合は、まず3~5号のポリポットに尖った方を下にして種を2~3粒撒いて、土を薄く被せた後たっぷりお水を与えてください。発芽するまでは土が乾かないようにこまめに水やりをして、本葉が出始めたら一番元気そうな苗だけを残して、本葉が3、4枚になるまではポットで育てます(目安は約30日)。

プランターに植え付けをする時は、表面の根と用土の高さを同じくらいにして根が少し見える程度にします。根が馴染むように株元を軽く押さえてお水をあげましょう。

種を撒く場合は3月下旬頃、苗から植える場合は4月下旬頃にすると、7月~8月に収穫できますよ。

植え付けから少し経つと弦が伸びてくるので、支柱を立てて弦を誘導してあげる必要があります。西洋カボチャの場合は親弦に実が成ることが多く、日本カボチャの場合は子弦に実を付けさせるので、それぞれ残しておく弦を決めてあとは切り落とします。

 

追肥

 カボチャ栽培の追肥は生育状態に合わせた与え方をする必要があります。

植え付け時に化学肥料が土に配合されているので、1回目の追肥は最初の実が子供の握りこぶしくらいの大きさになってからで、2回目は2番目か3番目の実が成り始めたころに与えます。

実が成ってカボチャの形になり始めるとついつい肥料を与えたくなりますが、ある程度の大きさになるまでは我慢しましょう。また葉の色が濃すぎたり、葉が茂り過ぎている場合も追肥の必要はありません。

化学肥料30~40gを株元から少し離れたところに与えてください。

 

スポンサーリンク

玉直し

 カボチャの栽培には他の野菜の栽培では行わない「玉直し」という作業が必要となります。

実が大きくなる段階で、カボチャの形を良くするために向きを変えてあげるのが「玉直し」です。まず最初のタイミングは実が自分の握りこぶしくらいの大きさになった時に、花弁が付いている方を下にして、実の下にプラスティックのトレイなどを置いて固定します。玉子が入っているトレイを逆さにすると上手く固定できますよ。

その後収穫の1週間~10日前に上下の向きを反対にして、全体的に日が当たるようにしてあげましょう。プランターで栽培している場合はプランターごと回して全体的に日が当たるようにすると良いですね。

 

収穫

 収穫の目安は、ヘタの部分が白くなってコルクのようにいくつかの亀裂が入った状態になった時です。しかし実の表面がツルツルで滑らかな場合はまだ未成熟と言えるので、カボチャ特有の深い溝が入って表面のツヤが消えてきたら大丈夫ですよ。

カボチャの栽培は一般的に収穫できるようになるまでにトータルで1000°必要だと言われていますが、家庭で栽培する場合はそこまで正確に管理することが難しいですよね。簡単に収穫時期を知りたい時は、受粉した日から数えて西洋カボチャは約40~50日、日本カボチャが約30~35日と覚えておきましょう。

収穫する時はハサミでヘタを切りますが、収穫した後は1週間くらい日陰に置いて切り口を乾燥させてください。

 

 いかがでしたか?

自宅でカボチャが収穫できるなんてなんだか得した気分になりますよね。

ご紹介したようにカボチャの栽培はさほど難しいモノではなく、素人でもきちんと管理さえできれば立派なカボチャを収穫することは可能です。採れたてのカボチャを美味しく頂けるという特権もあるので、是非挑戦してみて下さいね。

  

まとめ

 かぼちゃの栽培で知っておきたい5つのポイント

・プランターと土作り
・植え付け
・追肥
・玉直し
・収穫

スポンサーリンク

かぴばらニュース“をTwitterでフォロー!


ブックマーク Twitter Facebook でこの記事をみんなに知らせよう!