おせちの詰め方には、色々なアイデアがあります。種類もたくさんあるお正月のお料理を、重箱に色とりどり、綺麗に詰めるためにはいくつかのポイントがあります。
美味しいお料理は、味はもちろんですが、目で楽しむことも必要です。お正月のおめでたい新年には、綺麗で豪華なおせちを食べたいですね。毎年同じ料理で飽きてしまった方も、お料理の詰め方次第で、まったく違うものに見えます。
お正月に食べるおせちは通販で購入する人も増えています。しかし自分で作ったものほど、心がこもっているものはありません。時間をかけて作るおせちは、どのように詰めるとよいのでしょうか。ポイントを抑えながら、難しいおちの演出をご紹介しましょう。
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おせちの詰め方ならこうしよう!5つのポイント
その1:基本の八方詰め
おせちの詰め方に決まったやり方はありませんが、伝統となっている詰め方には八方詰めがあります。幸運が四方八方に広がるように、という願いをこめたものです。重箱にの真ん中に黒豆を入れて、そこから広がるように錦玉子や伊達巻を八の字になるように詰めていきます。かまぼこは紅白綺麗に、彩りよく隙間に詰めましょう。昆布巻きや栗きんとんも香りや味が移らないように、葉らんや笹の葉などを使い、仕切りを使いましょう。
おせちには、それぞれのお料理に縁起を担ぐ意味があります。お正月の伝統を守るためにも、目出たい基本である八方詰めはオススメです。初めておせちを作る人にも、簡単に詰めることができますよ。
その2:料理の並べ方
おせちの詰め方は、適当にそれぞれのお料理を重箱に詰めてしまうと、スペースのバランスや、彩りも悪くなってしまいます。作る料理の数に合わせて、あらかじめ重箱の中を仕切ると詰め安くなります。綺麗に見えるコツとしては、重箱の段ごとに詰め方を変えることがポイントです。壱の重を縦と横のラインでマス目を作る段詰め、弐の重を料理を斜めに詰める枡形詰め、参の重は、扇のように曲線をつけて詰める扇子形詰め、にすると、それぞれの重箱のお料理が豪華に見える効果があります。
同じ料理が入っていても、詰め方を変えることで、違った楽しみ方をすることが出来ます。このようにそれぞれの重箱の中で、バランスよくスペースをつけることが必要です。
その3:詰め方の順番
おせちの詰め方は、料理によっても詰める順番を変えましょう。煮物など形が崩れやすいものや、酢の物など香りの強いものなど、一度に詰めてしまってはせっかくの味も台無しになってしまいます。お重詰めのコツは、始めに形が崩れない料理から詰めていくことです。かまぼこや伊達巻など最初に詰めると良いですね。そして重箱の奥から手前に向けて料理を詰めていきましょう。そうすることで全体のバランスが取りやすくなります。
そしてそれぞれの料理の詰める量のバランスを取る為、、蓋を取ったときに各料理の高さが同じになるようにしてください。薄切りにするロースビープなどは重ねて高さを出します。そして味や香りを保つためにも、それぞれの料理には仕切りがあるといいですね。
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その4:個性のある詰め方のポイント
おせちを詰めるときに、個性を出してみるのも楽しいですね。和食だけでなく、最近では洋風な物や、中華風なものまで料理のジャンルが増えてきました。そこでお重詰めにもちょっと工夫をして見ましょう。大きな重箱にすべての料理を詰めるのではなく、小さな重箱に一人分のお料理を詰める方法や、重箱を使わずに大皿に料理を数点盛り付ける方法もあります。特に洋風のお料理には向いていますね。
綺麗に豪華に見せるためには、小物を使う事も効果的です。ゆずの中身を抜いたゆず釜には、酢の物が合います。そして青竹の飾り串や、竹筒などもアクセントとして料理が生えるアイテムです。
その5:子供用の料理を別にする
おせちは詰め方に工夫をすることで、家族で食べるときにとても便利になります。特に小さい子供がいる家庭では、子供用におせちを準備することがあります。食べやすい大きさや、子供の苦手な煮物などを除いたおせち料理など、子供用の段をお重に入れるととても便利です。
子供向けのキャラクターかまぼこなどは、大人の料理と一緒にしてしまうと、全体的にバランスも悪くなってしまいます。そこで子供が食べるおせちは別の段に詰めましょう。わざわざ取りわけをする手間もありませんし、子供もおせちが食べやすくなります。料理の見た目もそれぞれ分けたほうが豪華に見えます。
いかがでしたか?
おせちの詰め方は、最後の仕上げとしてもとても大切です。美味しいお料理を、更に見た目でも楽しめるようにするには、入れ物などにも凝ってみるといいですね。毎年同じものを食べている、という印象が強くならないように、詰め方のコツを掴んでおせちの演出をしてみましょう。
野菜も飾り切りをするなど、ちょっとした工夫でいつものおせち料理にも変化をつけることが出来ます。今年は詰め方にも色々なアイデアを取り入れて見ませんか?
まとめ
おせちの詰め方ならこうしよう!5つのポイント
その1:基本の八方詰め
その2:料理の並べ方
その3:おせちの詰め方ポイントその3:詰め方の順番
その4:個性のある詰め方のポイント
その5:子供用の料理を別にする
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