レモンバームが与えてくれる5つの効能

レモンバームが与えてくれる5つの効能レモンバームというハーブをご存知でしょうか?東地中海地方が原産のシソ科のハーブで、近年では様々な国で育てられています。ハーブティーだけでなく、料理にも使われているポピュラーなハーブと言えるでしょう。

レモンバームは学名ではメリッサと呼ばれ、その意味は「ミツバチ」。香りに誘われミツバチが集まるためそのような名前が付けられたと言われています。

このレモンバームというハーブには様々な効果が期待できると言われています。その効果とはどのようなものでしょうか。


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レモンバームが与えてくれる5つの効能

 

レモンバームの抗うつ作用

レモンバームは、多くの人が好む爽やかな香りです。その香りも作用し、不安を取り除き、気分を明るくしてくれます。その名の通り、レモンのような香りは元気を取り戻す手助けをしてくれるでしょう。気分を落ち着かせ、イライラや頭痛、ストレスの緩和に役立ちます。ハーブティーとして利用するのも良いですが、アロマオイルで香りの効能を得ることも可能です。

香り成分のシトロネラールやシトラール、リナロールが血圧を下げ、脈拍や呼吸も整え、興奮した神経を落ち着かせ緊張を和らげるため、気分が落ち込んだ時や、パニックを起こすほど衝撃的な出来事が起こった時に使用すると効果的でしょう。アロマオイルは高価なもので手に入れにくい物ではありますが、1~2滴でも十分効果が得られるほど強力に効果を発揮します。また、レモンなどがブレンドされたものを使用する事もオススメです。

 

ストレスの緩和

ストレスの緩和にも向くレモンバームは、リラックス効果も期待でき、精神的ストレスの解消に役立ちます。気持ちが高揚することを抑えるため、不眠に悩む人にもオススメでしょう。末梢血管の拡張効果もあるため、体を温め安眠効果が期待できます。

強いストレスは自律神経の乱れを起こし、自律神経が乱れることは多くの体の不調に関わっています。その根本でもあるストレスの緩和は、生活の中で非常に大切です。

頭痛や便秘、また身体的なものだけでなく精神的な不調も自律神経の乱れが関係している可能性があるため、理由のわからない不調に悩まされている時期に、ゆっくりとハーブティーを飲んで様子を見てみると良いでしょう。

 

抗アレルギーと抗ウイルス

レモンバームは抗ウイルス効果を持ち、アレルギーの緩和にも役立つでしょう。ロズマリン酸という成分が、アレルギー症状の原因となるヒスタミンの分泌を抑えると言われているため、痒みや鼻づまりに効果的ですし、気管支の痙攣を抑える作用が、気管支炎や喘息の緩和にも役立ちます。この抗アレルギー作用については、ハーブの中でも高いと言われています。

また、風邪を引いた時には、レモンバームのハーブティーを飲むことで発汗を促すため、毒素の排出に役立ち、解熱効果が期待できます。免疫力アップも期待できるため、習慣的に摂取することで、病気に負けない体に整えると考えられるでしょう。

また、生の葉をつぶし肌に当てることで、虫に刺された後の痛みを和らげると言われていますし、抗ウイルス効果は口唇ヘルペスへの効果も期待できます。

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レモンバームのアンチエイジング効果

レモンバームには抗酸化作用があると言われています。抗酸化作用とは、人の体の中で発生する、活性酸素を抑える効果。活性酸素は人の体に必要なものではありますが、発生し過ぎることで、老化を早めると言われています。

活性酸素が増えることで体の中の細胞や血管を傷つけ、結果的に肌や体の老化を促進させてしまします。体の酸化というのはこの事です。活性酸素によって体内の酸化が進み、酸化が進むことで体の内側も外側も老化が進みます。

レモンバームの抗酸化作用とはこの酸化を防ぐことで、活性酸素の活動を抑える働きをするためアンチエイジング効果が期待できるのです。

また、記憶力を高める効果もあるレモンバームは、仕事や勉強の効率アップにも利用可能ですし、脳の活性化という意味でもアンチエイジング効果が得られると言えるでしょう。

 

消化不良の改善

レモンバームは消化器官を整える効果があり、消化不良を緩和し胃腸の状態を正常に整えます。レモンバームには苦味成分が含まれますが、この成分が肝臓や胆嚢に働きかけ、消化吸収を正常に促します。

吐き気や消化不良を改善するため、食欲不振に悩む人にも効果的でしょう。暑い時期の食欲促進のために使用するのもオススメです。

食前食後にハーブティーとして飲むことや、料理に使用するのも手軽にできるため、利用してみると良いのではないでしょうか。酸味はなく、スッキリとしているため他のハーブとの相性も良いでしょう。スッキリとした後味が、口臭予防にも効果を発揮します。

 

いかがでしたか?

レモンバームは育てやすく、初心者にも手軽に栽培することが可能です。寒い季節も問題なく育ち、手もかからないうえ室内でも育てられるため、いつでもハーブティーやパスタ料理に取り入れることが可能でしょう。他のハーブと相性も良く、レモンバームのハーブティーはその他のハーブティーよりも飲みやすいと感じる人が多いと言われています。ハーブティーが得意ではない人も、一度試してみてはいかがでしょうか。

ハーブは現代の医学による即効性のある薬ができる前から、人々の暮らしの中で様々な体の不調を整えるものとして使われてきました。その効果は今も変わらず得られるでしょう。日頃から取り入れてみると、快適な生活を送ることができると考えられますが、レモンバームは妊娠中は使用を避ける必要がありますので気を付けましょう。

 

まとめ

レモンバームが与えてくれる5つの効能

・レモンバームの抗うつ作用
・ストレスの緩和
・抗アレルギーと抗ウイルス
・レモンバームのアンチエイジング効果
・消化不良の改善

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