冬に収穫できる小松菜は青物が減ってしまうヒュにとってとても貴重なお野菜です。鍋に入れたりお味噌汁にいれたり調理法は様々で、多くの人から愛されている野菜でもあります。育て方は簡単でわりとすぐに収穫出来るお野菜ですので、自宅のベランダなどで栽培する人が増えているようです。
ここ数年ベランダなどでも自分で栽培する人が増えており、家庭菜園のコーナーもテレビなどでよく見るようになりました。しかし育て方が曖昧でなんとなくやってしまって失敗してしまった人もいるかもしれません。野菜それぞれにも個性がありますのでポイントをしっかり抑えて上げなければいけないのです。そこで、小松菜を栽培するときに気をつけるといい5つのポイントについてご紹介します。
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小松菜の栽培をする時の5つのポイント
肥料は控えめに
小松菜の栽培をする時のポイントの一つは肥料をあげすぎないこと。肥料の効き過ぎには食味が悪くなるためです。また、小松菜はキャベツなどと同じアブラナ科なので飛来する害虫の被害が多い作物と言えます。防虫ネットなどで防除するようにしましょう。
ベランダ栽培で虫が寄ってこない階にいる人であればより育てやすいかもしれませんね。定期的に観察するようにして駆除する事をおすすめします。小松菜は成長が早いので短期間で収穫出来るのでお世話をするのも短期間なのでやってみてもいいかなと思っている人も多いことでしょう。
秋まきにすること
小松菜を栽培するときのポイントの一つは種をまくときは秋まきにするようにしましょう。厳冬期に寒冷紗を使用することで周年栽培をすることも出来ます。また、春巻きにしてしまうととう立ちの心配があり、害虫も多く発生しますので当たちや害虫の心配の少ない秋まきが最適であり簡単です。家庭菜園をする人は秋まきがいいでしょう。
秋まきで冬の寒さの中育つ小松菜はより一層甘味が増します。また発芽してきたら隣の株とぶつからないように間引きするようにしましょう。間引き菜はサラダや味噌汁で食べるとシャキシャキして美味しいですので小松菜の収穫の途中経過も楽しむ事が出来るでしょう。お子さんがいる人は一緒に野菜を育てる事によって自然のありがたみがしみるようになるでしょう。
黒マルチを活用
小松菜の栽培をする時のポイントのひとつとして小松菜の土の部分に黒マルチを被せることが保温・保湿につながり雑草の抑制の効果がありますので余力がある人はチャレンジしてみましょう。特に雑草を抜いたりするこまめな作業をする時間がない人で、お野菜をダメにしてしまった事がある人にとってはこの方法は少しでも野菜を長く保つ秘訣と言えるでしょう。
温度に気をつける
小松菜の発芽適温は15~30℃で生育適温は20~25℃となっていて低温を好みますのでベランダなどで栽培する時は温度計を置くなどして管理するようにしましょう。25℃以上の高温になると少し弱くなってしまうのですが、低温にはめっぽう強く13℃以下になっても他のお野菜と比べて枯れてしまうという事がありませんのでその点を気をつけるといいでしょう。
秋植えをして冬を越すので温度が高くなりすぎるという事はないかと思いますが低温には強いという事が分かっていればベランダ菜園を楽しむ時も安心していられるでしょう。
品種選び
小松菜は一年を通して栽培出来るので初心者にも簡単に出来るお野菜です。ですがもう一つ小松菜を栽培する上でポイントとして「育てやすい品種選び」でしょう。元々育てやすいお野菜なので失敗は少ないかもしれませんが、さらにその中でも育てやすい品種を選べばより安心して栽培を楽しむ事が出来るでしょう。
中でも育てやすい品種は「楽天」「よかった菜」「裕次郎」「照彩」「みずき」などです。ホームセンターでは色々な種類が販売されていますのでどの小松菜にしたらいいか迷った時には育てやすいこちらの品種を覚えておくといいかもしれません。種から育てる場合は種まきをする時あまり深く種を植えない方が良いでしょう。発芽率が下がってしまいます。
種まきから間引き、肥料を与えたりするタイミングなど要所要所のポイントを抑えておくことで美味しい小松菜を作る事が出来ますので是非試してみて下さい。
いかがでしたか?
栽培方法のポイントを知っている事でおいしい小松菜が自宅で栽培できるようになります。「最初は不安だったけどポイントをおさえたら自分にも出来そう!」と思えた人もいるのではないでしょうか。
これを機に自宅で小松菜を栽培して、自分で作った小松菜を採れたて新鮮な状態で食べてみるといいかもしれません。きっと愛着も湧いているからより一層美味しさを感じる事でしょう。
また、栽培をしていた人は今一度育て方をチェックして今年もおいしい小松菜の栽培に力を入れてみましょう。いろんな人とシェアする事で育てる楽しみも増えるかもしれませんね。
まとめ
小松菜の栽培をする時の5つのポイント
・肥料は控えめに
・秋まきにすること
・黒マルチを活用
・温度に気をつける
・品種選び
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