ハーブの寄せ植えをする時の5つのポイントはコレ!

ハーブの寄せ植えをする時の5つのポイントはコレ!温かい季節になると様々な色の草花が花屋さんに並ぶので、自宅でもガーデニングを楽しみたくなりますよね。

中でも緑が美しいハーブ類は、料理にも活用できますし、虫よけにもなるので、ついつい色んな種類を買い揃えてしまうでしょう。

そこで何種類かのハーブを大きな鉢に植える「寄せ植え」ができれば、マンションのバルコニーでもハーブ栽培を楽しむことができますが、今回は初心者でも簡単に始められるように、ハーブの寄せ植えのポイントをご紹介したいと思います。


スポンサーリンク


 

ハーブの寄せ植えをする時の5つのポイントはコレ!

 

ハーブに適した土

多くのハーブは地中海沿岸が原産地となっていますが、その地方の土はアルカリ性なので、寄せ植えにする場合の土もアルカリ性にすると良いでしょう。しかし日本の土は酸性なので、石灰などを混ぜ合わせてアルカリ性にしてあげる必要があります。

最近はハーブ用の栽培土が売っていますが、自分で配合する場合は、赤玉土:腐葉土:バーミキュライトを6:3:1の割合で混ぜて、そこに苦土石灰と肥料を少々加えます。バーミキュライトは通気性と保湿性のバランスを良くするために必ず必要ですが、最近では100均でも手軽に手に入れることができますよ。

さらに通気性や排水性をよくするために、鉢底に石を敷いておくと良いでしょう。

 

鉢の選び方

鉢は置き場所や成長した後の姿を考慮して選びましょう。

市販の鉢なら水はけの良い素焼きの鉢がオススメですが、お洒落な雰囲気にしたいなら木箱や木のかごなどに寄せ植えしても良いですね。また空き缶やブリキの鉢などに寄せ植えしても雰囲気が出ますし、使い古しのじょうろやお鍋などをアンティークっぽく錆び加工してみたり、ペンキで色を塗って自分好みにしてみると手作り感がある素敵な寄せ植えが出来上がるでしょう。ただし鉢以外を使用する場合は、水はけをよくするために底に穴をあけておくのを忘れないようにして下さい。

また一緒に植えると成長を妨げるハーブは、ストロベリーポットを使用するのも良いでしょう。

 

相性の良いハーブを植える

ハーブの性質はそれぞれの種類によって異なりますが、似た性質のハーブを寄せ植えすると長持ちします。

例えば家庭でも簡単に栽培できる「スィートバジル」は湿気に弱く日光浴が欠かせません。湿気の多い日が続くと病気になりやすく、日当たりの良い場所に置いておけばどんどん成長します。対照的に「スィートバイオレット」というハーブは、湿気を好み直射日光が苦手なので、日陰に置いて毎日水をあげないと弱ってしまいます。よってこの二つのハーブの相性は悪いということになるので、一緒に育てるのは難しいと言えるでしょう。

ちなみに乾燥を好むハーブ類はバジル、タイム、セージ、ローズマリー、ラベンダー、ミントなどがあり、湿気を好むハーブはスィートバイオレット、ルー、チャービル、ベルガモット、マジョラムがあります。

特に相性が悪いハーブとしては「フェンネルとコリアンダー」「バジルやセージとルー」「フェンネルとディル」があるので注意してくださいね。

スポンサーリンク

用途別に分けて寄せ植えする

用途別に寄せ植えするのもハーブならではの楽しみ方です。

例えばハーブティーに使用できるスペアミント、レモンタイム、カモミールなどを寄せ植えして、その日の気分で好きなハーブを摘んでハーブティーにするのも良いですし、料理用ハーブとして利用するバジルやローズマリー、タイム、オレガノ、セージなどを寄せ植えしてキッチンの近くに置いておくのも便利ですね。

また初心者でも育てやすいミント、セージ、ローズマリー、オレガノなどを寄せ植えするのもオススメですよ。

 

暑い夏を乗り越えるには

ハーブの原産国である地中海沿岸とは違い日本の夏は高温多湿になるので、暑い夏を乗り越えるためにはそれなりの対策が必要になります。

特に暑さが苦手で直射日光が当たる場所での栽培が難しいハーブはパセリ、レモンバーム、チャービル、スィートバイオレット、ナスタチウムなどですが、これらのハーブは日陰を作ってあげたり、明るい日陰に置いて、完全に土が乾ききってしまう前に水を与えます。

暑さによる乾燥に弱いハーブはチャービル、ディル、フェンネル、チャイブなどですが、土の温度が上がって水分が蒸発してしまうのを防ぐために根元に藁やウッドチップを敷いて土を覆ってあげましょう。

逆に暑さに強いハーブはオレガノ、ローズマリー、ミント、レモングラス、コリアンダー、タイムなどがあり、真夏でも直射日光の良く当たる場所で栽培しても大丈夫ですよ。

 

いかがでしたか?

ハーブの寄せ植えを始めて楽しむという方は、まず相性の良い2種類くらいのハーブから始めてみてはいかがでしょうか?

慣れてきたら相性を考えながら様々な寄せ植えを楽しんでくださいね。

 

まとめ

ハーブの寄せ植えをする時の5つのポイントはコレ!

・ハーブに適した土
・鉢の選び方
・相性の良いハーブを植える
・用途別に分けて寄せ植えする
・暑い夏を乗り越えるには

スポンサーリンク

かぴばらニュース“をTwitterでフォロー!


ブックマーク Twitter Facebook でこの記事をみんなに知らせよう!