読書感想文を書く時のために「源氏物語」のあらすじの5つのポイント

読書感想文を書く時のために「源氏物語」のあらすじの5つのポイント

源氏物語は世界で最古の長編物語とも言われています。まとめたあらすじを読むことで、長編の源氏物語も簡単に理解することが出来ます。作品が出来たのは1008年頃といわれていますので、今から約1000年以上も昔の作品なのです。

当時の題名は源氏物語ではなかったという説も有りますが、現代に至るまでいまだに多くの人が愛読している源氏物語、全てを読み終わるまで時間がない、という方には大まかに解読できるあらすじについてご紹介します。ポイントごとに分けることで、複雑な展開もとても簡単に理解することが可能になります。ぜひ一度は読んでおきたい作品の一つですが、まだ源氏物語を読んだことが無い人にも是非チェックして欲しいあらすじ5つのポイントです。



 

読書感想文を書く時のために
「源氏物語」のあらすじの5つのポイント

 

ポイントその1.登場人物について

 まず主人公となる源氏ですが、桐壺帝2番目の皇子として生まれ、幼少のころから美貌と才能に恵まれたことから、光る君や光源氏とも呼ばれます。常に周りには源氏を取り囲む女性が多く存在していました。そして源氏の母親である桐壺更衣は、体がやせ衰え、御所での勤めも続けられなくなり、源氏が3歳の時に亡くなります。

源氏と恋に落ちた藤壺女御は、源氏の無くなった母親の面影があることが二人を引き寄せた理由とも言われています。そして源氏が17歳の頃に出会う空蝉(うつせみ)と軒端の荻(のきばのおぎ)など、常に女性の存在が欠かせなくなっていることが源氏の特徴でもあります。

 

ポイントその2.作者について

 源氏物語の作者は紫式部といわれています。源氏物語の中でもとても重要な存在となる紫の上という女性からきたともいわれていますが、理想の女性として源氏に気に入られています。紫式部は、藤原道長の長女で一条天皇の中宮(ちゅうぐう 皇后の別称)であった彰子に女房(皇族や貴族に仕える女性の使用人)として、寛弘2年から仕えています。

初めて出されたとされる長保3年ごろにはかなりの部分まで書かれて、物語の全編が完成してからではなく、少しずつ世間に発表されたと見られています。紫式部はかなり年齢の離れた藤原宣孝と結婚して女児をもうけますが、夫の病死のため結婚生活は長くは無かったようです。

 

ポイントその3.物語の構成について

 源氏物語は400字詰めの原稿用紙で合計2400枚にわたりかかれた長編物語です。70年間にわたるストーリーに登場する人数はなんと500人もいますが、まずポイントとなるが源氏が父親の後妻、藤壺の宮に恋をして子供を授かることです。

それから始まる源氏の人生には常に女性の存在があり、そして京の都を追われることになるのです。そして何年か後に源氏の復活と栄華を再び手に入れることに成功します。そして最愛の紫の上が無くなった後、源氏は出家を決意するのですが、源氏の人生は葵の上との結婚生活、中流の女性空蝉との恋、夕顔との行きずりの恋、貴婦人六条御息所との駆け引き、そして藤壷の宮など、多くの女性との関係なくしては語ることはできません。

ポイントその4.匂宮を解読する

 源氏の死後、どのようなストーリー展開があるのか、匂宮を読むことでポイントをつかむことが出来ます。飛びぬけた美貌に恵まれた源氏を越すような美形の男性はいなかったといわれていますが、明石中宮と今上帝の子である匂宮と、源氏と女三宮の子の薫の存在がとても重要になっています。

この二人の若者を取り巻く出来事がメインになってきますが、源氏亡き後、夕霧が右大臣となり采配を振るうことになります。夕霧は自分の娘をこの二人の若者に嫁がせようと計画するのですが、匂宮は色恋の多い男子で、逆に薫は女性ととても面倒な存在として扱うようになります。

 

ポイントその5.オススメの現代訳を読んでみる

 源氏物語にはいくつもの現代訳が出版されています。とても簡潔で読みやすく、そして原文に忠実に訳されていますので、始めて源氏物語を読む方にはオススメです。谷崎潤一郎、与謝野晶子など有名な現代訳がありますが、さらに読みやすいのが円地文子、田辺聖子、瀬戸内寂聴の現代訳があります。

原文にとても近く、分かりやすく書かれてある為に、源氏物語を読むためにも効率的ですね。有名な与謝野晶子の訳は、原文とは異なる表現や細かい描写を省いた点などがあります。作家の独自な見方で原文を訳している点も有りますが、それぞれに特徴がありますので、色々読んでみると参考になりますよ。

 

いかがでしたか?

壮大なスケールで書かれた長編小説源氏物語は、日本の文化を象徴する作品の一つでもあります。内容も多様に富んでいるために、現代訳の作品は特に読み込んでいくと源氏物語も違う一面を見ることができるかもしれません。

54巻から構成されている源氏物語は3部に分かれて構成されています。源氏の生誕、栄華時代、そして源氏の不在となった時代、日本の古典文学を体験するにはまず源氏物語から始めると良いですね。映画も作られていますが、色々な演出の仕方で源氏物語を百倍楽しんでみましょう。

 

まとめ

読書感想文を書く時のために
「源氏物語」のあらすじの5つのポイント

その1.登場人物について
その2.作者について
その3.物語の構成について
その4.匂宮を解読する
その5.オススメの現代訳を読んでみる

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