フレンチラベンダーの育て方の5つのポイント

フレンチラベンダーの育て方の5つのポイント自宅の庭やベランダでガーデニングを楽しむ人が増えていますが、中でも人気があるのが「フレンチラベンダー」です。

通常のラベンダーよりも花びらが大きくてリボンみたいになっているのが可愛いですよね。

今回はフレンチラベンダーを上手に育てるポイントをご紹介したいと思います。


スポンサーリンク


 

フレンチラベンダーの育て方の5つのポイント

 

フレンチラベンダーとは

フレンチラベンダーとは花の部分にウサギの耳のような花びらが2本飛び出しているのが特徴のラベンダーです。これは苞葉(ほうよう)と言って、花を保護する目的の葉っぱが変形したものだと言われています。

他のラベンダー類に比べて暑さにも寒さにも強いので、日本での栽培に向いているハーブですね。他のラベンダーに比べて香りは少々弱いモノのの、茎も太く折れにくいので、初心者でも育てやすいハーブと言えるでしょう。

開花時期が他のラベンダーよりも若干早く、4月上旬から梅雨時期まで楽しめます。

 

植え付け方

フレンチラベンダーの植え付けで注意すべきポイントは用土、苗の大きさと鉢ですね。

フレンチラベンダーを始めラベンダー類は全て、地中海沿岸地域原産の水はけのよい土を好むので、赤玉土を苦土石灰など灰系の土を混ぜて中和してから植えると良いでしょう。できれば植え付けをする2週間ほど前に中和しておいて、鉢植えにする場合はハーブ専用の土かさらに腐葉土や川砂を配合すると長持ちします。

フレンチラベンダーは毎年植え替えをしなければいけないほど株が大きくなるので、3.5号のビニールポット苗(直径10.5センチ)を買った場合、植えつける鉢は5~6号鉢(15~18センチ)にして、乾燥を好むというフレンチラベンダーの性質に向いている素焼き鉢がおすすめです。

 

水やり

元々フレンチラベンダーは地中海の強い日差しと乾燥した環境に自生するハーブなので、乾燥に強く多湿に弱い性質があります。梅雨や秋の長雨にさらされると、蒸れてしまい葉が落ちて、場合によっては根が腐ってしまいます。

基本的に水は控えめにして、地植えの場合は土が乾いていたらたまにやる程度でちょうど良いでしょう。真夏でも余程乾燥していない限り水やりはしなくても大丈夫です。元気がなさそうだったら、昼間にやると熱で根を痛めてしまうので、朝か夕方に水やりをして下さい。

鉢植えの場合は土が乾いていたら水をやる程度で十分です。梅雨の時期は雨にあたらない所に置きましょう。

スポンサーリンク

管理の仕方

フレンチラベンダーは日当たりを好みます。

春から秋にかけては屋外の日当たりが良い場所で管理しますが、梅雨や雨の日が続く場合は出来れば雨の当たらない軒下に移動させた方が蒸れるのを防げるでしょう。

冬の寒さには耐えられますが、他のラベンダー種と同じく霜には弱いので直撃した場合は傷んでしまいます。冬場は霜よけをするか、霜が当たらない軒下に移動させてあげると冬を越せますよ。

収穫や刈り込みをする場合は、梅雨入り前に行います。この時期に済ませておかないと、蒸れによって葉っぱが黒く変色してボロボロと落ちてくるので気を付けて下さい。

 

増やし方

フレンチラベンダーを増やそうと挿し木をしてみるも…失敗をする人は多いようなので、ポイントを押さえておきましょう。

まずは時期です。ほとんどの植物が成長期である5月~6月がベストですが、これは気温や湿度が植物の生長を促して、根の働きが活発になるからです。

切る場所は枝の先端約7~8センチ分をカットして挿し穂にします。先端の方が若いという事もあり、根が出やすいんですね。またフレンチラベンダーは草ではなく木なので、株元の古く木質化した部分を挿し木したところで柔らかくて健康な根が出にくいと言えます。

先端をカットしたら最低でも2,3時間は水の入ったコップなどに入れてたっぷりと水を吸わせましょう。

土に挿す前に、切り口に発根促進剤をつけると根の活着が良くなります。

挿し木をしてから根が育つまでは1カ月程かかりますが、それまでは霧吹きなどで葉っぱに水をかけて湿らさないように気を付けて下さい。常に濡れている状態でなくても大丈夫ですが、1日に1回は水をかけてあげましょう。

 

いかがでしたか?

見た目が可愛らしいフレンチラベンダーは鉢植えでももちろん、地植えでガーデニングのアクセントとして重宝するハーブです。

大切に育てて自分で増やす事が出来るようになるために、是非参考にしていただけたら嬉しいです。

 

まとめ

フレンチラベンダーの育て方の5つのポイント

・フレンチラベンダーとは
・植え付け方
・水やり
・管理の仕方
・増やし方

スポンサーリンク

かぴばらニュース“をTwitterでフォロー!


ブックマーク Twitter Facebook でこの記事をみんなに知らせよう!