イングリッシュラベンダーの育て方の5つのポイント

イングリッシュラベンダーの育て方の5つのポイントイングリッシュラベンダーというハーブをご存知でしょうか?名前を聞きなれない人でも、目にしたことはあるかも知れません。一般的に「ラベンダー」と言われるものはこのイングリッシュラベンダーですから、実は多くの人が知っているハーブです。

綺麗な花を咲かせると同時に、香りに癒されるハーブを育ててみたいと感じる人も多いと思います。中でもイングリッシュラベンダーは、初心者では育てるのが少し難しいと言われています。

今回は、イングリッシュハーブを育てるための大切なポイントを5つ、ご紹介します。



 

イングリッシュラベンダーの育て方の5つのポイント

 

イングリッシュラベンダーの植え付け

イングリッシュラベンダーを植える際、酸性の土では上手く育たない可能性があるため注意しましょう。日本では土が自然と弱酸性になりやすい傾向があるため、庭に地植えする場合にも、そのままではなく石灰などを混ぜておくことが必要です。

鉢植えの場合にも、水はけの良い土を使います。花や野菜の土として扱われているものを使うのも良いですが、赤玉土や川砂を混ぜることでより水はけが良くなります。販売されている土の中にはラベンダー専用のものもあるため、そのようなものを使用すると安心です。粘土質の土は水はけが悪いため向きません。

また、根詰まりには弱いため、鉢植えで育てる場合には、毎年植え替える必要があり、鉢に関しても水はけのよい素焼きの物を使用すると良いでしょう。

苗や種が販売されており、春からの栽培も可能ですが、種から育てる場合には秋に種まきをすると翌年の花の時期までにしっかりと成長するため、夏を越しやすくなります。

 

イングリッシュラベンダーの水やりのポイント

水やりは土が乾いてから行います。多湿には弱い性質を持っているため、水やりのし過ぎには気を付けなければなりません。

春から秋にかけては、土が濡れている状態の時には水やりは控えますが、水の量を調節するのではなく、回数を減らすようにします。乾燥気味に育てるのが基本と心得ておきましょう。

冬の水やりは、成長が止まっている事や蒸発が少ないことを考慮し、土が乾いてからも数日は水やりの必要はありません。葉が多少垂れ下がるように柔らかくなった頃でも十分です。

水をやる時には、鉢の底から水がしみ出すまで与えてかまいません。地植えの場合には、特に乾燥状態が続いていなければ水やりの必要はないため、手間はかからないでしょう。

 

日当たりと肥料について

イングリッシュラベンダーは暑さに弱く、暖かい地方での栽培には向きません。関東地方であっても極端に暑くなる事が多い近年では、傷む可能性があるため注意が必要です。日当たりの良い所で育てることが基本ですが、風通しを良くしておくことが重要です。

鉢植えの場合には、暑い季節は風通しが良く西日の当たらない半日陰に移動することをオススメします。すのこやレンガの上などに置くのも良いでしょう。

肥料は、液体であれば年に1度、固形肥料は年に2度程度。液体肥料を3~4月頃に与え、その後すぐに固形肥料与えます。夏は肥料を控え芽の伸び始める秋ごろに再び固形の肥料を与えると良く育ちます。肥料の与え過ぎは、花つきが悪くなり病気にもなりやすくなるため気を付けましょう。

寒さに強く暑さに弱いイングリッシュラベンダー

イングリッシュラベンダーは比較的寒さに強いハーブで、厳しい寒さの北海道であったとしても栽培が可能です。霜に当たったとしても枯れることはほとんどありません。しかし、一方で高温多湿にはとても弱い傾向があるため、日本の梅雨の時期には注意が必要です。

梅雨に入る前には、切り戻しを行う習慣を付けると失敗なく育ちます。花の咲く時期が5~7月のため、収穫と共に行いましょう。株の丈の半分~3分の1程度の位置で切り、密集している部分は間引きし、枯れた葉については取り除き、日当たりと風通しを良くします。元気のない株も根元からカットしておきましょう。

花が咲き、しぼんだ後にはすぐに摘み取ることをオススメします。放置すると種を作ろうと働くために栄養が取られ、株はその分弱くなります。株の下の部分が弱くなってしまうと花の付きが悪くなることがあるため気を付けましょう。

問題なく夏を越したイングリッシュラベンダーは秋にも花を咲かせることがあります。

 

イングリッシュラベンダーアロマティコ

イングリッシュラベンダーの中に「アロマティコ」という品種があります。ラベンダーの中でも、強い香りを放つように改良されたものでもあります。

イングリッシュラベンダーアロマティコの栽培は、ある程度暑さに強い性質のため、比較的初心者向けとも言えます。一年を通して日当たりの良い場所で育てることが可能ですが、暑すぎて弱って見える場合には、半日陰に移動すると良いでしょう。

アロマティコであっても梅雨の前の刈込は行う必要がありますが、イングリッシュラベンダーの定番品種の「ヒッドコート」や「オカムラサキ」よりも花の色があせたり、花つきが悪くなる事があまりなく、育てやすい品種です。

 

いかがでしたか?

イングリッシュラベンダーは、綺麗な青紫色の花が楽しめます。お風呂に入れたり枕元に置くなどして、香りを楽しめると共に精神安定効果も期待できるでしょう。

ハーブティーや料理、ビネガーの香りづけ、お菓子などにも利用できます。

また、刈り取った花はドライハーブとしても楽しむことができます。満開になる前に花茎を刈り取り、茎の根元を縛ったものを乾燥しやすい室内に逆さに吊っておきましょう。

少し難しいと言われることもあるハーブですが、コツをつかめば毎年綺麗な花を見ることも可能です。一度挑戦してみませんか?

 

まとめ

イングリッシュラベンダーの育て方の5つのポイント

・イングリッシュラベンダーの植え付け
・イングリッシュラベンダーの水やりのポイント
・日当たりと肥料について
・寒さに強く暑さに弱いイングリッシュラベンダー
・イングリッシュラベンダーアロマティコ

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