パクチーの栽培についてこの5つは理解しておこう!

パクチーの栽培についてこの5つは理解しておこう!パクチーの栽培は一見難しそうですが、コツを覚えてしまえばビギナーでも簡単にできます。エスニック料理には欠かせないパクチーですが、ほんの少量しか使わないのに一束スーパーで購入するのは無駄だと感じたことがありませんか。

あると便利だけと買うほどではない、そんな食材のパクチーは自分で栽培していつでも使える状態になっているのが理想ですね。

とても独特な香りがあるパクチー、使い方がわからない人も多いと思いますがとても歴史が古いハーブの一種で、薬用効能があるともいわれています。ではパクチーの栽培について、理解しておくべき5つのポイントを見ていきましょう。


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パクチーの栽培についてこの5つは理解しておこう!

 

栽培に適した環境を確保する

パクチーはコリアンダーとも呼ばれるハーブの一種で、パクチーというのはタイ語の呼び名です。パクチーの栽培ですが、種まきと植え付けは春先と秋の年2回。

5月~6月になると白い花を開花させて、独特な香りとはちょっとイメージが違う可愛い花で一杯になります。

収穫は3月~5月、9月~11月で、たくさん収穫した時は乾燥して保存させることもできます。まずパクチーを栽培する前に知っておきたいのが、最適な栽培環境について。日当たりを好む性質ですが、それほど敏感にならずに、多少の日蔭があってもOK。

パクチーは乾燥を嫌うことが特徴で、根腐れに弱い植物なので水はけのよい土がオススメです。

雨が当たるところだと葉っぱに泥がついて病気にかかりやすくなることもありますので、置き場所にも注意しましょう。

栽培に必要なツールは培養土・プランター・鉢底石・鉢底ネットを準備してください。

 

種と苗の選び方 

パクチーの栽培で必要なのは、まず種か苗のどちらでスタートするか決めておくこと。種も苗も、ホームセンターや園芸ショップで販売しています。

苗を選ぶ時は茎が太くて元気なものを選んでくださいね。パクチーはほかのハーブと比較すると発芽率が低いともいわれていますので、種から始める時はまず植える前に水に一晩浸しておくと発芽しやすくなり、植える時はすじまきか点まきにしてください。

苗は株が大きいと根つきがしにくいため、できるだけ小さい苗を選ぶことがポイントになります。プランターなどに苗を植え付ける際は、根を触らないように注意してください。パクチーは直根性なのでまっすぐ地中に伸びますので深めのプランターがオススメです。

 

水やりの注意点について

パクチーの栽培では水やりがコツになります。乾燥を嫌うので表面の土が乾いてきたらたっぷり水やりをしてください。ただし水を与えすぎると根腐れの原因になるので、必ず表面の乾燥具合をチェックしてください。夏は毎朝水やりをしても大丈夫です。

パクチーは季節によって注意する点が異なり、夏越しをする場合は日差しが強いと葉が硬くなる傾向があります。

暑い時期は日蔭に移動して、風通しの良い場所で水やりをすると安心です。冬越しですがパクチーは比較的耐寒性がありますので、土の上にワラを敷くなど土が冷えないように管理してください。

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肥料と植え替えのタイミング

パクチーは植え替えを嫌う品種なので、できるだけ植え替えはしないように、最初の植え付けの時に注意してください。肥料は植え付けの時に、粒状の野菜や花用の肥料を土に混ぜ込み、栽培途中で葉っぱの色が黄色くなった時に追加してあげましょう。

パクチーは葉が大きく発育してくると、ガの幼虫が夜に活発に活動して葉っぱを食べてしまうことがあります。

注意したい病害虫はヨウトウムシやアブラムシなど、大量に発生することもありますのでその場合は殺虫殺菌剤をスプレーして対処しましょう。

 

花芽を切りとり長く収穫する

パクチーの栽培では長く収穫をするために、花芽を摘み取ることがポイントになります。花芽はパクチーの葉とはちょっと異なる形で、ぐんぐん成長してくると先端部分が細い葉のような形になっていきます。

花芽が伸びてしまうと花やつぼみがついてしまうため、葉が枯れてしまう場合や量がたくさんつかなくなることもあります。

花芽は次々と出てくるので、見つけ次第下のほうから切り取っておきましょう。もし翌年分の種を収穫したい場合は、花芽をそのまま栽培して、最後に熟した種を収穫してくださいね。

パクチーは大きく育つと30㎝~50㎝ほどの高さになりますが、あまり大きくなると葉が硬くなって美味しく食べられません。

葉が元気な間はいつでも収穫できますので、茎を残して使う分だけ葉を切り取ってくださいね。

 

いかがでしたか。

パクチーの栽培は、ベランダなどのスペースでプランターを使って簡単にスタートできます。パクチーは好き嫌いが多いハーブではありますが、自分で栽培したパクチーを使ってサラダやスープに使えば、新たな魅力発見になるかもしれません。

葉を食べる、香りを楽しむ、花を観賞するなどあらゆる楽しみ方ができますので、エスニック料理以外でもパクチーを十分に活用してくださいね。

 

まとめ

パクチーの栽培についてこの5つは理解しておこう!

・栽培に適した環境を確保する
・種と苗の選び方
・水やりの注意点について
・肥料と植え替えのタイミング
・花芽を切りとり長く収穫する

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