白菜の栽培方法ってご存知ですが。スーパーで買うのが当たり前になっている白菜は、鍋物や漬物に最適。水分たっぷりの野菜で使い道は色々ありますよね。そこで白菜の栽培方法を習得して美味しいレシピにたくさん挑戦してみましょう。
冬の代表的な野菜の一つ。原産地は地中海沿岸といわれています。白菜はもともと日本の野菜だと思っている方も多いようですが、日本へやってきたのは明治の初め。世界的にも実は好まれている野菜なのです。では早速ですが、知っておくと大変便利な白菜を栽培する時の5つの注意点をご紹介したいと思います。
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白菜の栽培の時の5つの注意点
土の準備
白菜の栽培の時期は中間地点では8月下旬~9月下旬。白菜の栽培は土の準備が大切なポイント。白菜はご存じのように葉数がとても多い野菜なので、結球時期までには十分な大きさに成長させないといけません。土には苦土石灰を散布することを忘れずに。酸性土壌の場合は根こぶ病が発生しやすい特徴がありますので、植え付ける2週間前までには土壌をアルカリ性にしておくことが必要です。
そして植え付け1週間前になったら堆肥、化成肥料を与えておきましょう。土づくりは白菜の栽培でとても重要です。土壌改良剤は必ず必要になりますので、ホームセンターで野菜用をチェックしてみましょう。
植え付け
白菜の栽培の植え付けですが、種から始める方法と苗を植え付ける方法があります。初心者の方は苗のほうが手間が省けますのでオススメです。本葉6枚前後の苗が植え付け時期に適していますので、園芸店で購入してください。植え付けのコツは2年~3年の間はアブラナ科の野菜を栽培していな場所のほうが良いでしょう。
種から栽培する場合は育苗用のポットを使うか、9㎝サイズのポリポッドを用意します。発芽したら生育の遅いものを間引きし本葉が4枚になった時に定植しましょう。定植する時は株の間は40㎝~45㎝開け、水を土にたっぷり注いだ後に植え付けをして土をかぶせましょう。株元を手で軽くおさえ固定してください。
水やり・追肥
白菜の栽培では水やりと追肥のタイミングを覚えておきましょう。水やりはそれほど神経質になる必要はありませんが、乾燥が激しいときにたっぷりと水やりをしてください。追肥は植え付けから2週間後ぐらいの時期に、本葉が10枚程度に成長したタイミングで行います。
まず株元に土を寄せて液体肥料を水で500倍に薄めたものを1週間後、2、3回与えましょう。ベジフル液肥などがとても人気があります。土寄せは結球が始まる頃にも行いましょう。外葉を大きく育てることが、大きなサイズの白菜を栽培するポイント。肥料は野菜専用のタイプが色々ありますので、わからないときは園芸店の店員さんに質問してくださいね。
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害虫
白菜の栽培では害虫にも注意しないといけません。まず多いのがアブラムシ。アブラムシが増えてしまったら食品成分の殺虫殺菌剤を使用するか、天然ヤシ油の殺虫殺菌剤がおすすめ。アオムシが発生した時も同様に天然成分の殺虫剤を散布しましょう。ダンゴ虫の対処としてはサンケイデナポン5%ベイトを散布して発生を抑制させます。
また白菜はまれに地際から刺激臭を放つ軟腐病になる場合がありますが、この際も専用の薬剤を散布して対処しましょう。他にも白菜には葉っぱに模様がでるべと病、白い斑点がつく白さび病などもあります。根こぶ病の予防にも殺菌剤がありますので、その都度症状に合わせて対処しましょう。
収穫
白菜の栽培もいよいよ収穫。種の種類によっては65日ぐらいで収穫ができる品種もあります。収穫のタイミングを知るには、玉の部分を手で押して固くなっている状態であれば収穫が可能です。収穫する時は地際と土の表面に平行に刃物で切り込みをいれ、玉を切り取って収穫をしましょう。
12月以降の寒い時期は外葉で玉を包み込むよう紐で縛っておくと、1月中旬から下旬まで畑でそのまま植えておくことが可能です。しかし凍結するような寒さになった場合は、葉っぱに影響が出てしまいますので、すぐに収穫しましょう。白菜は収穫した後も新聞紙などにくるんでおけば、しばらくは保存可能です。
いかがでしたか。
冬になると白菜を使った美味しいお料理がたくさん。いくつ買ってもすぐになくなってしまいますよね。自分で栽培する白菜で作るお料理、一度試してみませんか。スーパーで買うのが当たり前になっている白菜ですが、スペースがあれば自分でも栽培は可能です。
夏の終わりからいよいよ種の植え付けも始まりますので、興味がある方はぜひ挑戦してくださいね。白菜は食物繊維、ビタミン類も豊富な野菜。水分を多く含んでいる為冬の栄養補給としても抜群です。収穫したての白菜を食べたい方は、まず自分で種選びからはじめてみましょう。
まとめ
白菜の栽培の時の5つの注意点
・土の準備
・植え付け
・水やり・追肥
・害虫
・収穫
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