アメジストセージは、紫水晶と呼ばれる、アメジストのような綺麗な紫色と白色のビロードのような花を咲かせるハーブの一種で、メキシカンブッシュセージやベルベットセージとも呼ばれています。
その鮮やかな色と、手触りの良さそうな花に惹かれ、育てる人も多いようです。また、花の少なくなる晩秋に綺麗に咲くことも魅力の1つでしょう。
多年草なので毎年花を咲かせ、虫も付きにくく、手入れもそれほど大変ではないため、育てやすいでしょう。花持ちが良いため長く楽しむことができおすすめです。
開花は9月~11月頃。日差しが短くなる時期に花を咲かせます。
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アメジストセージを育てよう!5つのコツ教えます☆
アメジストセージの植え付け
アメジストセージは、苗としてポットに入ったものが購入することができますが、成長も早く大きく育つため、大きな鉢に植え替える必要があります。土は市販の園芸用土でも構いませんが、赤玉土6に対し腐葉土を4混ぜたものでも良いでしょう。
植え付け時期は4月~5月と9月~10月。秋に植える場合には、若い苗は寒い冬を越せない可能性もあるため、日当たりの良い場所の確保と肥料を与える必要があります。できるだけ早い時期に植え、冬が来る前にしっかりとした大きさまで育っている状態が理想的です。
植替えを行う場合には、春に行います。増やしたい場合には、初夏に切り戻した茎を10cm程度に切り、30分ほど水を吸わせてから土に差し、明るめの日かげにおくと1カ月ほどで根が付きます。乾燥させないように気を付けましょう。
日当たりと肥料
アメジストセージは日当たりが悪い場所での栽培では、茎が間延びし、花が付きにくくなる可能性があるので、少なくとも半日は日に当てることができるように配慮が必要です。風通しの良い場所で日の光にしっかりと当ててあげましょう。しかし、鉢植えの場合は真夏の西日に当てないように気を使う必要があります。
ひどく乾燥する事で根の痛みが進みますので気をつけましょう。
肥料は、植え付けの時に粒状のものを土に混ぜ、時期を見て追肥すると良いでしょう。大きくなればそれほど肥料は必要せず、春と秋に緩効性肥料を与える程度で十分です。
アメジストセージは低く育てる
アメジストセージは大きく育つ種類です。低く育てるには、芽の先を摘み取ることが必要です。育ち盛りの芽を摘み取ることで、その下の葉の付け根から出てくる芽の育ちを良くすることができ形が整いうだけでなく、枝分かれした新芽が伸びることで、よりたくさんの花を咲かせることができます。綺麗な花を楽しむアメジストセージの栽培には大切なことでしょう。
摘み取ることをせずに育てる事で、1.5mほどまで大きく育つこともあるため、大きさの目安が決まったら、適宜、芽を摘み取りましょう。また、伸びすぎた部分を切り戻すこともできますが、全体の丈の上から3割程度の部分を刈り込むようにします。 刈り込みすぎると、しっかり成長する前に寒さで痛み、花が咲かなくなる可能性があるため気をつけましょう。
7月中にに行うことで、丁度よい高さをキープすることができます。8月を過ぎると暑さもあり、成長を妨げるため気をつけましょう。
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アメジストセージの水やり
アメジストセージは夏場は乾燥しすぎることで傷んでいきます。温かい地域が原産地のため、暑さには比較的強いですが、水やりを忘れずにしっかり行う必要があります。。
鉢植えならば、春と秋には2日に1度、夏の初めは毎日、真夏は1日に2度などの目安はありますが、土の乾き具合を確認し、水の与えすぎにも注意をする必要があります。
地植えであれば、植えつけたばかりから2週間は水やりが必要ですが、その後は天候に任せても問題ないでしょう。乾きすぎていると感じた場合は水やりをする必要があるかもしれません。
乾燥は苦手なものの、湿度が高すぎないように配慮が必要です。特に日本は夏の湿気が高いため水はけをよくしておくように気をつけましょう。
アメジストセージの特徴
アメジストセージの冬の状態は、土から出ている部分は枯れることが多いため、全て枯らしてしまったと考えがちですが、土が乾燥している場合には水やりをやめることなく与え続けることをオススメします。
忘れずに水を与えることで、春になるとまた芽が出てくることが多いからです。花の時期が終わり冬になる前に、根本から刈り取ってしまっても良いでしょう。
霜にあたってしまうことで枯れやすいですが、土まで凍るような地域でなければ根は生きています。マイナス3度以下にならなければ問題はないでしょう。
もしも、寒冷地で育てたい場合には、腐葉土や藁で覆い防寒してあげると良いでしょう。鉢植えの場合には寒い時期には室内で管理するとより安心です。いずれにしても、乾燥させないように気をつける必要があります。
いかがでしたか?
アメジストセージは放っておくと大きく育ちやすいため、小さく育てたい場合にはある程度の手入れが必要かもしれません。しかし、比較的手がかからずに、たくさんの綺麗な花を咲かせることも可能です。
アメジストセージはその他のセージとは少し違い、薬効成分はそれほど強くありません。ハーブではあるものの「口にしないように」と書かれている苗もあります。そのため観賞用として利用し、切り花にする他、ポプリやドライフラワーなどにして楽しむのも良いでしょう。
まとめ
アメジストセージを育てよう!5つのコツ教えます☆
・アメジストセージの植え付け
・日当たりと肥料
・アメジストセージは低く育てる
・アメジストセージの水やり
・アメジストセージの特徴
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