桜の盆栽について知っておきたい5つの知識

桜の盆栽について知っておきたい5つの知識桜の盆栽は、身近に綺麗な桜が楽しめるので大変人気があります。桜といえば春を象徴するお花ですが、桜の木があるところまでわざわざ行かないとみられない点が難点です。しかし桜の盆栽なら、家庭でいつでも綺麗な花を鑑賞できますね。桜の木を庭に植えるには広い敷地も必要ですし、マンションみたいな場所では不可能です。

そこで人気があるのが桜の盆栽。日本の春をすぐ目の前で感じてみませんか。では早速ですが、桜の盆栽について知っておきたい5つの知識について見ていきたいと思います。ビギナーの方はぜひ参考にしてくださいね。


 

スポンサーリンク


 

桜の盆栽について知っておきたい5つの知識

 

桜盆栽の色々な種類 

 桜の盆栽には種類がいくつかあります。まずは盆栽の初心者向けなのが「一才桜」。盆栽には不向きな品種ではありますが、若木でもお花をたくさん咲かせるため、初めての方に楽しみやすい種類です。毎年花を咲かせて、花期も長い点が特徴です。

そしてお馴染みの「八重桜」。八重桜は一才桜よりも先に開花します。桜の盆栽のなかでも大変高級な品種で、花はとてもボリュームがありますので豪華な盆栽ですね。花は部分的にピンク色や白などの濃淡が付き、綺麗な魅力をひきたたせくれます。「ソメイヨシノ」は日本国内で最も多く植えられている品種。春の開花宣言をするのはソメイヨシノを基準としています。

 

置き場所 

 桜の盆栽なんて初心者にはできないイメージがありませんか。しかし意外と簡単。お手入れも楽で置き場所に注意をすれば綺麗な花が楽しめます。桜の盆栽は日光がよく当たる場所をで、風通しがよい屋外で普段は管理します。寒さにも強いので冬でもそのまま放置しても大丈夫です。冬はできるだけ、風に当たらないように日当たりがよい場所を選んでください。

マンションなどで日当たりが悪い場合は、半日陰でも大丈夫。その環境に順応しやすいのですが、できるだけ日当たりは意識してくださいね。天候が悪い場合は室内で管理をしてもOK。この場合はずっと室内に放置せず、3日間ぐらいで必ず外に戻しましょう。

 
 

スポンサーリンク


 

水やり 

 桜の盆栽は水やりが発育に欠かせないポイントです。桜は根の発育がとても早いため、水を好む特徴があります。しかし水をやり過ぎると根腐れする可能性もありますのでご注意くださいね。水やりは一日1回、乾燥しやすい時期は2回まで大丈夫です。春からは秋にかけてはこの回数で水やりをしてください。

冬は気温も低く、霜が降りる場合もありますので、水やりは土の表面が乾くタイミングで良いでしょう。水をやり過ぎると、花が咲かない原因にもなりますのでご注意くださいね。また桜が開花した時はさらに水が必要になりますので、夏場はそこから水が出てくるほどたっぷりと水やりをしてください。

 

肥料について 

 桜の盆栽に必要な肥料ですが、毎年梅雨時期と真夏を除いた花後から10月までの期間、月に1回だけ有機性の固形肥料を置きましょう。肥料は花付きに影響しますので、肥料選びや与える量に十分注意してください。桜の盆栽の病害虫の対処ですが、新芽を好むアブラムシがいますので、殺虫剤を春から秋にかけて3回~4回散布しましょう。肥料や殺虫剤の種類がわからない時は、園芸店の店員さんに聞いてくださいね。

桜の盆栽は近年とてもブームになっているので、すぐに売り切れてしまうこともあるようです。値段は3千円~1万円、高級な品種は数万円と幅広く販売されています。初心者は手ごろな価格から始めるとよいでしょう。

 

剪定と植え替え 

 桜の盆栽はお手入れが楽な点も人気がある理由のひとつ。お手入れとして行う剪定は、花の後に若い枝を切り詰めます。このときの注意ですが、剪定すると枝の切り口から枯れてしまうことがよくありますので、消毒したハサミを使うなど注意をしましょう。また太い枝を剪定した場合は、切り口に癒合剤を塗ってくださいね。

開花した後に花柄は必ず取り除いておきましょう。そのままつけておくと病気になる可能性があります。また桜の実がついてしまうと、来年の花付きに悪影響となる場合もあるのでご注意くださいね。盆栽が発育してくると次は植え替えが必要になります。時期は2年に一度程度。品種や育ち方によっては3年ごとでも大丈夫です。

 

いかがでしたか。

桜の盆栽は一般的な盆栽と違い、綺麗な花を咲かせるため家にあると手軽に春のお花見が楽しめます。最近では都会で桜の木を見かけるのも少なくなったという方も多いと思います。そんな時には身近に楽しめる桜の盆栽がオススメ。部屋の中でもベランダでも桜を楽しむことができますね。

盆栽はお手入れが大変そうで抵抗がある方も多いと思いますが、桜の盆栽は初めての方でも安心。水やりや剪定などちょっとしたお手入れのポイントをおさえておけば、誰にでも楽しめますよ。今年は混雑する公園でなく、家でのんびりお花見をしてみませんか。

 

まとめ

 桜の盆栽について知っておきたい5つの知識

・桜盆栽の色々な種類
・置き場所
・水やり
・肥料について
・剪定と植え替え

スポンサーリンク

かぴばらニュース“をTwitterでフォロー!


ブックマーク Twitter Facebook でこの記事をみんなに知らせよう!