里芋の栽培のポイントはこの5つ!

里芋の栽培のポイントはこの5つ!美味しい煮物料理に欠かせない里芋。自分で栽培なんてできるの?とちょっと気になる野菜のひとつです。里芋は親芋からたくさん芋ができるので、「増える」という意味からお正月などの縁起物として食べる風習もあります。

里芋はスーパーで買う方人がほとんどだと思いますが、実は放任栽培ができる手間のかからない野菜の一つ。里芋の栽培ができれば、必要な時だけいつでも使えるようになりますよね。

里芋は色々な料理に使える野菜ですが、買ってきたものが全部使いきれず残ってしまうこともありますよね。そこで早速ですが、里芋の栽培の5つのポイントについて見ていきましょう。


 

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里芋の栽培のポイントはこの5つ!

 

栽培する種類を選ぶ 

 里芋の栽培をするにあたり、まず必要なのが里芋の種類を選ぶこと。里芋は食用にする部分をどこにするかにより、適切な品種を選ぶことが大切です。種類としては小芋用の石川早生、親芋用のタケノコ芋、親子兼用の八つ頭、セレベスなどがあります。茎も食べられる里芋の品種にはえび芋、セレベスなどがオススメです。

種芋を選ぶ時に注意したい点は、傷があるものや芽が欠けているものは避けること。膨みがあり形がよいものを使用しましょう。小さな種芋だと大きく発育しない傾向があります。また種芋の皮が浮いているものや芽が腐っている、赤いスジなどがあるものは病気にかかっている可能性がありますのでご注意ください。

 

栽培時期と畑の準備 

 里芋の栽培時期は、地域や品種により若干異なります。一般的には植え付けは4月後半。収穫時期は10月後半より11月となっています。里芋は寒さに弱い特徴がありますので、気温が低くなると腐ってしまう可能性があります。霜が降りる前に必ず収穫しましょう。

栽培をするため畑の準備ですが、里芋は連作を嫌うためできれば5年以上里芋を育てていない場所を使用します。根が深く伸びますので、深めに耕しておきましょう。種芋を植え付ける2週間前に苦土石灰を入れておきます。受付は種芋を40㎝~50㎝間隔に離し、種芋の芽を上向きにして7㎝前後の深さに植えましょう。

 

土寄せ 

 種芋は植え付けた後3週間前後で発芽しますので、この時期に土寄せと追肥を行います。里芋の栽培のポイントになる土寄せは、小芋が地上に出てしまい緑化することを防ぐために必要な作業です。形が悪くなり質も劣化してしまうため、土寄せは大きな里芋を栽培するための大切なポイントになります。

1回目の土寄せは5月下旬、2回目は6月下旬、3回目は梅雨明け頃に行います。土寄せは株の周辺の土を軽く耕して、株本に土をこんもりを寄せましょう。小芋の芽が隠れるようにすることがポイントです。追肥は6月下旬の2回目の土寄せの時に一緒に行います。株元から少し離れた位置に化成肥料をまきましょう。

 

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水やり 

 里芋の生育は気温が高い時に最も盛んになります。高温多湿を好む野菜なので水やりはこまめにするのがポイント。乾燥にとても弱く水やりが十分でないと、芋の生育が悪くなってしまいます。3回目の土寄せの時期は除草した草などを使い、土の表面の乾燥を防ぎます。それでも乾燥が気になる場合は、1週間~10日ほどの間隔をおいて、朝と夕方に水やりをしてください。

里芋の栽培中は水やりがとても大切な作業の一つ。乾燥しすぎないようにチェックをしましょう。土寄せは株が乾燥しないように土の湿気で守る意味もあります。大きな里芋を栽培するには、土寄せと水やりが子芋を太らせるポイントになりますよ。

 

収穫 

 収穫時期は品種により若干異なりますが、早いものでは9月中旬ごろから収穫が可能になります。一般的な収穫時期は10月下旬から。霜が降りる前、天気のよい日を選び収穫を行います。まず根元から茎を切り取って、クワなどを使用して株の周りから深く掘り起こしてください。この際に芋に傷をつけないよう、最後は手でかきだすとよいでしょう。

土をはらったら親芋と小芋を分けます。すぐに食べない場合は親芋と小芋をつけたまま、泥がついた状態で3日ほど日陰干しをしてから畑に埋め戻します。もしくは藁や土を集めにかけて保存しておいても良いでしょう。後で掘り出す時にわかりやすいよう、棒などを立ててて目印をつけておくと便利です。

 

いかがでしたか。

。里芋の栽培は夏の水やりがとても大切な点です。梅雨明けから気温も上がるため、土壌を乾燥させないように注意しましょう。水不足になると葉っぱがしおれてしまい、水やりをしても手遅れの場合もありますよ。

里芋は土寄せや水やりの作業がありますが、比較的手入れは簡単な野菜。種芋は専門店で販売されていますので、大きく育つ形の良いものを選びましょう。どれにしたらいいかわからない時は、お店の方に聞いてくださいね。ポイントをしっかり押さえれば大きな里芋の栽培は可能です。早速家庭菜園に加え里芋の栽培にトライしてみませんか。

  

まとめ

 里芋の栽培のポイントはこの5つ!

・栽培する種類を選ぶ
・栽培時期と畑の準備
・土寄せ
・水やり
・収穫

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