リラックス効果のある甘い香りと可愛らしい花を咲かせるラベンダーは、庭やベランダに一株あるだけで存在感がありお洒落な雰囲気になります。そんなラベンダーですが、実はいくつかの種類があるのをご存知ですか？
今回はラベンダーの種類と特徴をご紹介します。この機会にぜひあなたに合ったラベンダーを見つけて下さいね。
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ラベンダーの種類でおすすめしたい６つのもの
アングスティフォリア系
北海道・富良野のラベンダー畑に美しく咲き乱れるラベンダーはこのアングスティフォリア系です。寒さに強く暑さに弱いのが特徴で、一年を通して霜が降りないような暖かい地方では、夏の暑さで枯れてしまう事がほとんどでしょう。
富良野ラベンダー畑のオカムラサキ、香りが強いイングリッシュラベンダーや、ラベンダーの原種であるスパイクラベンダーはこの系統であり、ドライフラワーにして良い香りを楽しむのに適しています。
ラバンディン系
コモンラベンダーとスパイクラベンダーを交配して出来たのが、ラバンディン系と呼ばれるラベンダーです。アングスティフォリア系のラベンダーに比べると夏の暑さには強いですが、暑くなる前に剪定したり、葉っぱを減らす事で風通しを良くするなどのお手入れが必要となります。
株が大きくなるという特徴もあり、最大で直径１ｍくらいにまで成長するモノもあるので、地植えが一番ですが、鉢植えにするならかなり大きな鉢が必要でしょう。また寄せ植えにするとほかの植物と根が絡み合ってしまうので、できれば単独で植えた方が良さそうですね。
ラベンダーロッソ、アロマティコなどが良く出回っていますが、種が出来ないという特徴もあるので、十分に手をかけて大切に育てていく必要があります。
デンタータ系
地中海沿岸が原産であるデンタータ系ラベンダーは、四季咲きするラベンダーとして日本でも人気があります。フリンジラベンダーと言って花部分の上部だけが開いているのが特徴的で、スパイシーな香りがするのも人気の理由でしょう。
こちらは元々寒さに弱い種類でしたが、日本では耐寒性・耐暑性を備えるラベンダーに改良された品種も出回っています。比較的手がかからないので、初心者の方には花壇のワンポイントや寄せ植えのアクセントとして人気があるようですね。デンタータ系とスパイクラベンダーを交配して作られた「スイートラベンダー」も日本では人気があります。
ストエカス系
フレンチラベンダーやイタリアンラベンダー、スパニッシュラベンダーに代表されるストエカス系ラベンダーは、比較的丈夫で育てやすい種類と言えるでしょう。夏の暑さにも真夏の日当たりが良い所以外では耐えられますし、冬の寒さも軽い霜が降りるくらいなら枯れる事なく乗り越える事ができます。
成長が早いのも特徴で、他の種類と並べて植えた場合はその違いが歴然とわかるほどでしょう。
先端にリボンのようにひらひらと揺れる花びらが印象的で、観賞用に人気があります。
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プエロストエカス系
他のラベンダーとは違い葉っぱの切れ込みがレースのように美しいレースラベンダーの事です。見た目が可愛らしいのでとても人気がありますが、冬の寒さにも夏の暑さにも弱いので、育てるのが非常に難しいのが難点でしょう。いかにも繊細そうな見た目なので、育て方も繊細な気遣いが必要となります。
ピナータ、マルティフィーダなどが人気ですが、冬場は室内で栽培すると長持ちします。また他のラベンダーとは違い香りが独特なので苦手だという方もいるようですね。
ダイソーラベンダー
こちらは番外編です。実は１００円ショップの「ダイソー」で売られているラベンダーのタネや苗の事をこう呼ぶのをご存知でしたか？イングリッシュラベンダーがほとんどのようですが、１００円で買えるならお得ですし、それで丈夫なら一石二鳥ですよね。
カタカナで書かれているとなんだからベンダ－の一種のように思えますが、実際にはこのような品種は存在せず、あくまでも日本のみのスラングです。
いかがでしたか？
その控えめな可愛らしい見た目と良い香りで人気のラベンダーですが、種類によって特徴も見た目も違うんですね。住んでいる土地の気候や植えたい場所に適したラベンダーの種類を選んで、自分だけの癒し空間を作ってみるのも楽しいですよ。
ラベンダーなら何でも良い！というなら、フラワーショップやホームセンター、それこそダイソーでも購入できますが、こだわりを持って色んな品種を育ててみたいという時はやはりネットで注文するのがおすすめです。
ぜひご紹介したラベンダーの種類と特徴を参考にして試してみて下さいね。
まとめ
ラベンダーの種類でおすすめしたい６つのもの
・アングスティフォリア系
・ラバンディン系
・デンタータ系
・ストエカス系
・プエロストエカス系
・ダイソーラベンダー
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