ゴーヤの栄養についての5つの情報

ゴーヤの栄養についての5つの情報ゴーヤは別名ニガウリとも言われ、その名通り苦味が特徴でもあります。そして、豊富な栄養も特徴でもあるでしょう。身体に良いと言われるゴーヤですが、具体的な栄養価はどのようなものでしょうか。


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ゴーヤの栄養についての5つの情報

 

ゴーヤの美容効果

ゴーヤには多くのビタミンCが含まれています。その量はレモンやトマトの2~5倍にもなります。ビタミンCと言えば、加熱することで破壊されてしまうというイメージがあるかも知れませんが、ゴーヤのビタミンCは多少加熱してもそれほどダメージを受けないため、長時間加熱しなければ調理済みでもたっぷりの栄養素を摂取することが可能です。

ビタミンCの美白効果は誰もが知るところですが、ビタミンCはコラーゲンの生成も促進させる働きもあるため、美白とハリが得られると考えられるため、美肌効果は抜群。

ビタミンCだけでなくB1,B2も含まれるため、皮膚の再生だけでなく疲労回復にも効果的ですし、カリウムがむくみの解消、βーカロテンはアンチエイジング効果も期待できます。

 

ゴーヤの苦み成分と食物繊維

ゴーヤに含まれる「モモルディシン」「チャランチン」「コロソリン酸は苦味の成分でもありますが、「モモルディシン」はコレステロール値を下げる効果があると言われているため、血液サラサラ効果が期待できます。また、胃液の分泌を促進するため、食欲増進効果もあるでしょう。

「チャランチン」には血糖値を低下させる効果と、インスリンに似た働きがあるため、糖尿病にい効果的。さらに「コロソリン酸」も同じような効果があります。

また、食物繊維は脂肪の吸収を抑えたり、満腹感も得やすいためダイエット効果も期待できます。特にゴーヤに含まれる水溶性食物繊維には、中性脂肪や血中脂肪を低下させる働きもあるため、苦み成分と合わせ成人病予防の効果も期待できるでしょう。

 

大量のカルシウム

ゴーヤに含まれる栄養素の中でも、カルシウムの量は牛乳の14倍近いとも言われています。牛乳が身体に合わずに飲めない人もゴーヤを食べることができればカルシウムを補うことができるでしょう。カルシウムは人の体の中で一番多いミネラルで、骨や歯を形成しているだけでなく、血液や筋肉、神経の中にも含まれ、体の機能調整にも使われています。筋肉の収縮や神経伝達物質にも関わり、緊張を緩和したりイライラを鎮める効果、また高血圧の予防にも役立っているのです。

食べ物から得られるカルシウムは、吸収率が最大でも50%と言われているため、多くのカルシウムを取っておくことは必要です。しかし、カルシウムを摂取しても、日光に当たることで作られるビタミンDがなければ吸収されない事を覚えておきましょう。また、炭水化物と共に摂取することで吸収率がアップしますので、ご飯や麺類を一緒に食べましょう。

カルシウムは、不足すると骨から血液中に流れだし使われます。骨がスカスカにならないように、定期的にゴーヤを取り入れるのもおすすめ。

サプリメントでの摂取も可能ですが、過剰摂取してしまうと腎結石や心血管疾患になる可能性があるため気を付けなければなりません。

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鉄分も豊富

ゴーヤには鉄分も豊富に含まれます。鉄分の代表ともいえるホウレン草の2倍ほどとも言われています。

鉄分は吸収率が悪く不足しがちな栄養素です。鉄分を多く摂れるゴーヤを意識的に活用すると良いでしょう。貧血予防はもちろんの事、活性酸素を分解する作用もあるためアンチエイジングにも効果的です。不足すれば体の殺菌能力が低下するために免疫力が低下し、酸欠状態になりやすいため息切れやめまいを起こします。

野菜に含まれる「非ヘム鉄」は吸収率が動物性食品よりも低いですが、ゴーヤに含まれるビタミンCのおかげで吸収率もアップするでしょう。

 

ゴーヤの食べ過ぎに注意

どのような食材にも言えることですが、多くの栄養が含まれるゴーヤも食べ過ぎることで悪影響が起こる可能性もあります。

ゴーヤの苦さの刺激は、食べ過ぎることで腹痛や胃痛、下痢を起こしやすい人がいらっしゃいます。胃に良いと言われているゴーヤの苦味は、消化液を出し胃の働きを良くします。また、胃もたれなどを改善する役割もあるでしょう。しかし、消化液である胃酸が多く出ることで、胃への刺激になり胃痛を起こす可能性があるのです。

体調や体質によっては、摂取のしすぎに気を付けなければなりません。

 

いかがでしたか?

ゴーヤは苦手な人もいらっしゃいますが、好きになるとクセになるような魅力もあります。これだけ豊富な栄養素を含んでいるのですから、上手に摂取したいですね。

夏バテ対策にも、体の調子を整えるためにも、美容にも効果的と考えられますので、定期的に取り入れてみてはいかがでしょうか?

新鮮なものがお店に並ばない時期にもオススメなのは、乾燥ゴーヤです。ぬるま湯で戻せば通常通りに使う事もできる乾燥ゴーヤは、生のゴーヤの何倍も栄養価が向上しますし苦味も低下します。苦手という方も、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

ゴーヤの栄養についての5つの情報

・ゴーヤの美容効果
・ゴーヤの苦み成分と食物繊維
・大量のカルシウム
・鉄分も豊富
・ゴーヤの食べ過ぎに注意

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